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個人的に好きな映画

予定では今度入社する新入社員の似顔絵を描いてそれを記事にするつもりでしたが、
どうにも時間がなかったのでまた後日…


突然ですが、今回は個人的に好きな映画を紹介します。
だらだら書いていきますが少しでも興味を持っていただければ幸いです。

f:id:idx-tokushima:20180313121622j:plain ↑ 1年位前に描いてたファンアートです。 何やかんやで未完成。

デッドプール
R指定のアメコミ映画です。
巷では世界で一番下品なヒーローとか呼ばれてますが、
本編でも主演が口を酸っぱくして語っている通り、一応ラブストーリーです…… 一応。

あらすじを更に粗っぽく説明すると、
「現代医学ではそっぽ向かれた癌を怪しい奴らに治療してもらったけど、ブサイクになったので整形を求めて悪党退治」

上映当時の記録としてはR指定映画の世界興行収入記録を塗り替えたとかなんとか。  

物語の中でも登場人物を無視して視聴者に語り掛けてくるメタっぽい珍しいキャラです。
「予算不足でほかのヒーローを出せなかったんだろ」って台詞が特に印象的。
…本当に低予算で作ってたらしいので配給会社に対する皮肉も込めてそうです。

アメコミ関連の映画は欠かさず観るほどに興味があるのですが、
デッドプールは特に好きです。コミックもわざわざ取り寄せて集めるほどに。

元々キャラクタが好きだったから、と言うのも一つの理由ですが
この映画を好きな理由としてはテンポが良いところです。

主人公がヒーローになるまでをまどろっこしい導入でグダグダやらずに、冒頭5分で既に暴れまわってて爽快。
バックボーンとか生い立ちは要所で振り返って緩急があってスマート。

加えてこの映画は制作サイドが本当に作りたくてずっとウズウズしてた人たちの集まりなので、 とにかく画面内に対するこだわりと熱意が感じられます。

正直、制作秘話だけでも短い映画を作れそうな作品なのですが…
主演俳優がずっと熱望し続けて何度も映画の計画が頓挫した末に、
ハッキングで流出したテストメイキング映像が思いのほか好評だったので許可が下りたという何とも言えないスタートでした。

制作元的な問題で、日本でも比較的知名度のあるアベンジャーズのようなMarvel Cinematic Universeの系譜には含まれませんが、
単品で完結している映画なのでその他の作品の前後関係知らなくても楽しめます。
ただ、小ネタが多いだけ。

好評につき続編は今年の5月18日、日本公開は6月予定だそうです。
楽しみです。

今月から上映されているMCU系列のブラックパンサーも渋くて好みです。
前評判も良さそうですし、時間があれば是非観に行きたいですね。